ITC Twinkle Star、顧客情報が外部に流出した可能性 契約終了した委託先のアカウントが悪用
ITサービス企業のITC Twinkle Star は14日、同社のファイルサーバが社外から不正にアクセスされ、顧客情報や取引先との契約書などが外部に流出した可能性があると発表した。現時点で、流出した情報が悪用された事実は確認されていないという。
何が起きたのか
発表によると、10月11日の未明から夜にかけて、社外のIPアドレス(203.0.113.45)から同社のファイルサーバに複数回の接続があった。使われたのは、2024年3月に契約を終えた外部委託先のアカウントで、契約が終わった後も削除されずに残っていた。
ファイルサーバには、ファイルを社外へ送り出す不正なプログラムも仕掛けられていた。このプログラムは、使われていない8080番ポートで動いていた。
発見から遮断まで
11日夜、夜間当番の社員がDNSの登録内容に見覚えのないホスト名があることに気づき、ファイルサーバを確認。アクセスログから不審な接続を突き止めて責任者に報告した。報告を受けた同社の情報セキュリティ室が、責任者の承認のもとで当該アカウントの停止、不正なプログラムの停止、接続元IPアドレスからの通信の遮断を行った。
流出した可能性のある情報
- 顧客一覧(氏名、会社名、連絡先) 約4,800件
- 2026年8月分・9月分の請求データ
- 取引先との契約書
同社は個人情報保護委員会に報告し、警察にも相談している。対象となる顧客には、個別に連絡を始めた。
「お客さまと関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。契約が終わったアカウントの管理を徹底し、再発防止に努めます」(ITC Twinkle Star インフラ課長 高田 朗)
一方、関係者によると、社内の別の社員のアカウントが社外から使われた形跡もあり、同社は侵入経路の全容を調べている。
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